ショー手話通訳は10年前からやっていて、現在プロの手話通訳キャストが8人いるそうです。ディズニー大学ではアメリカ手話の科目があるらしいです。日本では本格的にショー手話通訳に着手していなく、手話勉強中のバッチをつけているアマのキャストがいます。アメリカと日本との大きな差があります。日本でもショーの手話通訳がもっと広がると良いですね。車椅子の方が乗れる乗り物はウォルト・ディズニー・ワールドの方が日本のより充実していると聞いています。
2004年5月にウォルト・ディズニー・ワールドで経験したことを書き記します。ミッキーネットさんを通してホテルを予約する時は来客等の屋内信号感知の「アラートマスター」貸出をお願いします。
ゲストリレーションに行って、ゲストアシスタンスカードを受け取りました。そのカードを見せるとパーク内の係員が誘導してくれます。1週間分の手話通訳タイムスケジュール表を渡されます。通訳を見たい方は開始時間の25分前に指定の場所に来るようになっています。「美女と野獣」ショーの通訳は冬期に朝早い回にやりますが、夏期は最後の回にやります。通訳者のことを考えてスケジュールが決められていると思います。1週間でプロの手話通訳8人が交代しながら通訳するそうです。ウォルト・ディズニー・ワールドは4つのテーマパークがあり、曜日ごとにテーマパークを回る形で変えながら、通訳するしくみになっています。
ファンタズミックショー開始の10分前位にキャストが15x40cm位のハーフミラー(半透明のアクリル板)付きのスタンドを持ってきてくれ、前に置いてくれました。ショーが開始されると、ショーで使用される音声、効果音、音楽の歌詞等が うしろの電光板からハーフミラーに投影されました。字幕を見るとハッキリ理解できる、便利なものですが、私は英語が読めないので、それを使いませんでした。
ロスやフロリダのショーを見ると驚くのですが、ステージの右隅あたりで手話による
通訳がちゃんと付いたりするんですね。日本の状況から考えると
信じられないかもしれませんが、アメリカはdisabilty(障害者)に対する配慮が
隅々まで行き渡っているので、こういう光景が普通なんでしょうね。日本でも一部の
ショーで手話による「イッツ・ア・スモールワールド」が演奏されたり、パレードの中で
キャラクターがアドリブで歌うということがあったそうです。
(today@dsport back Numbers @ According to ディズニー・ファン8月号)
お勧めの本
ウォルト・ディズニー・ワールドに行かれる予定がある方へ
私が通っているアメリカ手話教室のクラスメートの一人の小林のりこさんが
下記の本を出版されました。中学1年英語63フレーズでOK!!
Sabura2004年4月号、weeklyぴあ2004年3月29日号で紹介されました。
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※私が通っているアメリカ手話教室のペギー先生が著し、
小林のりこさんが翻訳された本
聾は決して障害じゃない!ペギー、もっと話して
5歳の時に突然、聾となったペギー。子供時代の苦悩、喜び、
高校・大学での挫折とその後の活躍などを綴る。
さらにジャーナリストとしての活動、聾者とのふれあいや教育を通して、
聾は決して障害ではないことを伝える。
内容が素晴らしく、読んでいただきたい本!!
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